ビジネスで「ほうれんそう」といえば、「報告・連絡・相談」のことですね。
はるか昔、新人研修の時で習ったような気がします。
実際、「ほうれんそう」が有益だと思ったことはありますか?
報連相あるある①
クソ上司「あれどうなってる?」
部下「〇〇は、終わりました!」
クソ上司「報告ないんだけど?ほうれんそうっていうだろ?
じゃ、あれはどうなってる??」
部下「〇〇はまだ途中です」
クソ上司「途中経過がないじゃないか。あれほどほうれんそう
と言っているのにわからないのか?」
と、ほうれんそうを都合のいいように上司が解釈していることが多いのではないでしょうか?
報連相あるある②
部下「〇〇のことで相談があるのですが・・・」
上司「それ、オレもよくわからないから自分で調べて」
これでは相談の意味がありませんね。相談する気も無くなります。
できる上司はほうれんそうにこだわらない!
私が上司であればこういう対応をします。
「次の仕事は〇〇。完了したら結果報告してください。相談はいつでも乗ります」
こうすることで、無駄な報告連絡はなくなります。部下が迷う必要はありません。
パターン①の重大な欠陥は
「部下がどのような報告をすればよいか分からない」なのです。
報告について明確な指示がないのであれば報告の必要はないと考えることは自然です。しかし、明確な指示が無いにもかかわらず、実は報告が必要だったとなると、
いつ、どのような状態で、何を、どのように報告するのが適切なのか、部下が判断しなければならず、迷いが生じているのです。
パターン②の問題は
部下が迷ったときに頼りにならない、ということだと思います。
部下が仕事を遂行するにあたり、判断に迷った場合に相談が発生します。
その相談に対する答えは、「求める結果」です。
「この結果になるように仕事をすすめなさい」があれば部下は迷う必要はありません。ひたすらゴールに向けて、答えを探すだけです。
私は「ほうれんそう」というのは時代の遺物だと思います。
どうしても
報告が欲しいのであれば、「〇〇になったら報告せよ」と指示すればよいのです。