2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧
寒くなると人肌が恋しくなりますね。いい年のオジサンになっても変わりません。 ただ、行動に移すとターイホされますので、自制心を持って生きています。
「実は・・・、彼と連絡が取れないんです」 「え?」 伴沢は絶句した。どんな罵声を浴びせられるかと覚悟してダイヤルしたのだが。 「電話にも出ないし、LINEの既読もつかないんです」 「・・・いつからですか?」
八木はすごくばつの悪そうな顔で言った。 「2時間ぐらいした後に、男だけまた来て・・・」 「また来た???」 「『書き直したいところがある』というから、預かった婚姻届を
翌日。 伴沢のところに『内田』と名乗る女から電話が入る。 「見つかりましたか?」 伴沢は一瞬戸惑ったが、電話の主が昨日の女だと分かる。 『内田』は婚姻後の氏。女の言う通り婚姻届が出ていれば、確かに『内田』になっているはずだが・・・。
元々、特段の関心はなかったのですが、愛知県岡崎市長選挙は、新人が現職を破り初当選。 新人と言っても国会議員を4期もやっているので、かなり激しい選挙戦だったのだと推測されますが、その公約が・・・ 「全員に5万円を配る」 www.chunichi.co.jp 岡崎…
「天赦日は、最上の吉日とされ1年に5~6日しかありません。百神が天に昇り、天が万物の罪を赦す日として、大大大大だ~い吉日!なんだって!!」 間もなく日付が変わろうとする深夜。麻沙美は大はしゃぎであった。
「江口課長、サイテーです」 丸井はハッキリ言う。今の若い女の子は怖いな・・・伴沢は心の中で苦笑いしていた。 「市長の意向だから、なんとかしてくれないか」
戸籍を読み続けた元住民課職員による【戸籍解読サービス】 「家系図を作りたい」 「ルーツを知りたい」 と、古い戸籍を取ってみたものの・・・内容分からない。 ということはありませんか? 特別に・・・ 先着3名様まで『無料』で解読いたします。 ※下記条…
田中は仕事では堅物だが、実はアイドル好き。週末は地下アイドルに会いに行くのが趣味のアラフォー男子。もちろん独身。
「係長、たいへんなことになってるみたいですね。」 市川が伴沢に声をかける。心なしか楽しげだ。
その日の夜。 繁華街の路地にある小さなスナックに初老の男が現れた。
婚姻・離婚届は本人確認必須です。 本人確認がなければ、だれでも石原さとみと結婚できることになります。
こんなちょっとした調査にも非協力的な国民が増えていることは、間違いなく国力は大幅に低下しています。
課長にケーキの報告をするのが先か、秘書課への折り返しが先か迷った伴沢であったが・・・
「ド派手なオバちゃんが来たと思ったら大声で『市長呼べ』って騒ぎだして。ヤバそうだったけどたまたま市長が戻ってきて『あら、市長さん、お元気?』だって」
「ちょっとアンタ!謝りなさいよ!!」 市役所館内に響く甲高い声の主は40代後半と思しき美魔女。